自分のために
2014年 06月 05日
よしもとばななさんが好きで、10年くらい前読み漁ってました。
全部の本を。
日常の出来事の心の動きが(本の中での)、なんかわかる~と感じたくて
読んでたな~
自分探しをし始めたころだと思います。
パトリス・ジュリアンさんは、気軽にささっと作れそうなフレンチの本から入りました。
そこに書かれているパトリスさんのエッセイが好きになって。
毎日を大事にしながら、楽しみを見出しながら生きてる姿がいいな~と思って。
「東京行ったらパトリスさんのお店に食べに行きたいな~」
と思っていました。
あっ、たぶん横浜のお店に行けたかも!?
自分の人生が方向転換するきっかけの子宮筋腫の病院に行ったとき
行った気がする。
好きな二人の交換エッセイです「News from Paradaise」。
2003年~2005年に行われたものが載ってます。
最近読み直してるんだけど、今の私に必要な言葉がたくさん出てきます。
その中のヒット☆
勝手に紹介します。
『いずれにしても、私の結論はいつでもひとつです。
「人のためにと思ってやっていることは、結局だめだ」
私が小説を書くとき、もしも「読者のために書こう」と思うと、
ろくなものになりませんからね。
つらいけど、読者のためにがんばろう、なんて思うとだめです。
私は私にできる最善のことを自分のために、する。
それが私の本を読んで下さる人に対する私の責任です。
でも、人のためにと思って無理してがんばって何かをすることによって、
あるとき、自分の心に筋肉がついているのを知るのも、
人生のいい味付けですね。
自分のために、自分が成長するために、なにもかもをするのです。
そして、それが周りの人のためにも一番いいことなのです。
個人主義ということではなくて。
そして最低で最悪でもうだめだというときにならないと、
一筋の光は射してこない・・・これまた人生ですね。
それぞれがそれぞれのやり方で、この海を旅しているのですね。』
自分と誰かを比べずに
自分に焦点を置く。
ゴールド
by taitania85
| 2014-06-05 13:39
| 本
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